阪部研究室のレーザー科学棟には Tレーザーが設置されています.
Tレーザーはチタンサファイアチャ−プパルス増幅レーザー装置開発を開始した1994年の性能を表した「Table-top Ten TW Ten Hz Tunable* Ti:sapphire laser」の頭字語から名付けられました.
 現在の装置性能は,出力は最大600mJ.パルス幅30f,波長800nm,最高強度1020W/cm2であり、単発ショットから繰り返し最大10Hzまでの可変です.この装置はモード同期発振器,パルス伸延器、スペクトル整形器,パルス抽出器,前置増幅器(8-pass),主増幅器1 (5-pass),主増幅器2(5-pass),パルス圧縮器,プラズマミラー装置,各種パルス性能モニター機器から構成されています.
(*注:現在は発振器からのパルスは10fsですので,波長可変性はありません.)